お久しゅう御座います。
まだ命の火が燈っています(時々消えてしまいそうですが・・・)。
実は2月2日から食事を摂れなくなってしまい、暫く水分だけで生きていました。
栄養士の嫁はんのお蔭で、六日からは医療用の栄養調整食品(液体でカロリーメイトの缶の様な物)を少しずつですが口に出来るようになってきました。
現在は先程の栄養調整食品と液体状のリゾットを懸命に飲み込んでいます。
兄が勤めていた病院で、重湯や三部粥などでは患者さんの病状が良くならずに悪化するのを見ていて、ミッショナリー(米国人)から教えられていたのもありますが、症状に応じてコンソメ、スープ、シチューなどとレベルアップするほうが体力回復が早いと思っています。
ですから常に嫁はんにもお粥などではなく、スープやシチューそしてリゾットにして貰う様に言っていました。
コンソメ味・キャロットベースのリゾットなどと、毎食毎に変化を付けてくれて居ますので、普通食が口に出来るまではこの様な療養食を味わっています(ニンジン嫌いの私でも美味しいと思うように!)。
こんな時に兄が健在でしたら、点滴や強心剤をバンバン打って呉れるのでは・・・?
でも医者の兄でも自分の死期を正確に診断出来ても、生き延びる事が出来ませんでした。
医学とは関係ない私は、じっと死神の大草刈鎌を待つだけです。
実は嫁はんに私の葬儀に付いて話を・・・。涙ながらに聞いてくれました。
「納骨の時には、この曲を流して・・・」と。
La vasija de barro「土の瓶」
上記のスペイン語を直訳すると「泥の船」になります。
間違った翻訳になると思いますが、曲の歌の内容は:
私が死んだら土の瓶に入れて下さい。
冷たい土の中に・・・。
先祖達もそうしたように土の瓶に入れて下さい。
この先にちょっと問題の歌詞が・・・。
葬儀の司式司祭(神父)はスペイン人(バスク人)なので判ってしまいますが、嫁はんには判る筈もありません。
もう一曲同じ曲を・・・上記の曲かこの曲か・・・悩んでいます。
La vasija de barro
上記は南米のインカ文明の音楽ですが、ご興味が御座いましたら、下記のリンクからお越し下さい。
民俗音楽へのお誘い